テレビ・新聞など報道で連日取り上げられていますが、今回の関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、市内全域で大きな被害を受けた茨城県常総市の復旧作業に協力しました。当社社長から呼びかけし、福島県住環境復興事業協同組合（佐藤隆理事長）と支援チームを結成しました。当社が３年前に除染作業用に開発した汚水回収機能を備える「高圧吸引型洗浄機」を使用し、除染作業で培った技術を生かして市役所庁舎や銀行店舗のエントランス、駐車場に流れ込んだ大量の土砂を回収撤去しました。

洗浄作業は、東日本大震災や原発事故からの復興支援に対する恩返しの気持ちから、浸水した公共施設などが早く通常の業務を再開出来るように少しでもお役に立てればとボランティアで行いました。当社社長はじめ、社員、同組合の協力を得て技術職人ら１０人を派遣し、２日間にわたって実施し、銀行２店舗と常総市役所の３カ所を洗浄しました。

常総市の高杉徹市長から感謝のお礼とそして福島の早期復興を願っていますとのお言葉を頂きました。

今回の応援派遣は地元やマスコミでも取り上げられ、作業を指揮した当社社長は「除染作業の技術を転用することができた。水害復旧に備えた体制造りは必要になると思います。震災や原発事故では全国のみなさんに助けていだだいており、福島の現状と作業ノウハウを全国に発信していきたい」と考えております。