揺るぎない明日のために

工場で特殊溶接をして閉じた形にした帯筋(溶接閉鎖型のフープ筋)でコンクリートを帯状に拘束し、地震時にも粘り強く柱を支えます。


コンクリートをどれだけ長持ちさせっれるかによって、マンションの寿命は大きく変わってきます。レジーア並木ではコンクリート耐久設計基準強度を、日本建築学会で耐久性が認められている27ニュートン(1m2で2,700トンの圧力に耐えられる強度)に規定。更に強度を高めるため、主要構造部については基準強度を上回る30ニュートン以上で設計を行っています。


リビングダイニングの天井高約2.5m、サッシュの高さ約2.2m。ハイサッシュを採用したことにより、陽の入りこみやすいのびのびとした空間を作りました。リビング内に柱が出ないよう、バルコニー外部側に柱型を配置。家具配置がしやすく開放感に満ちた設計です。(※Eタイプを除きます。11〜14Fのみ天井高が約2.45mです。)


配管・配線のコンクリートスラブへの打込みを減らし、遮音性にも優れています。リフォームやメンテナンスへの対応も容易です。更に界壁W=200、床D=200を確保。PS壁(PB2枚貼り)、水周りと居室等の壁にグラスウールを充填し、より遮音効果が大きくなりました。


建物の中で最も環境による負荷が大きく、温度変化の影響を受けやすい部分が屋根です。そこで、断熱効果を高めるため、屋上コンクリートに外断熱工法を採用。これにより躯体の急激な温度変化が抑えられ、建物の耐久性をも高めています。

外壁の断熱性能を高めるため、外気に接するコンクリート壁の内側に断熱材の発泡ウレタンフォームを30mm厚で吹き付けています。

木を使った建材(フローリングや集成材など)は、仕上材だけでなく下地材にいたるまですべてホルムアルデヒド発散量の最も少ない「F☆☆☆☆」で統一しています。住戸内のクロス接着剤には「ゼロホルマリンタイプ」を使用しています。